自転車の右手のブレーキが効かない、という女性のお客様のご相談です。
右手のブレーキは、前輪の車輪を両サイドから挟み、車輪を動かなくするタイプのブレーキが多いです。
右手のブレーキは、前ブレーキとか「キャリパーブレーキ、前輪ブレーキ」などと呼ばれております。
下の写真が前ブレーキです。
通常、前カゴの下(下の写真の赤色の矢印)に位置しております。

そもそも前ブレーキ(右手のブレーキ)は、スピードを抑制する、前輪を動かなくする目的がございます。
前ブレーキは、急ブレーキの要素が強く、左手のブレーキ(後ブレーキ)を補完する形で使われます。
ですが、女性は右手が利き手のお客様が多く、頻繁に前ブレーキを利用されるようです。結果的に、前ブレーキの調子が悪くなることが多いようです。
| まず、ブレーキのワイヤーが伸びて効きが悪くなった例です。この場合、ワイヤーを引っ張れば、きちんと効くようになります。 | |
| 前ブレーキのワイヤーがサビていて、効きが悪い例です。ワイヤーの交換で、バッチリ直ります。 | |
| ブレーキのゴム(ブレーキシュー)が車輪(リム)とこすれて薄くなり、ブレーキが効かなくなった例です。 | |
| 前ブレーキ本体の動きが悪く、ブレーキが動かない例です。本体の成形やナットの調整を行います。または、新品の前ブレーキに交換いたします。 |
今回のお客様は、3番目の理由で竹内サイクルにご来店されました。
下の写真をご覧ください。写真は、上の写真の前ブレーキのゴムの部分(ココ!)を拡大したものです。

まず左の写真が、女性のお客様の前ブレーキのゴムの様子です。
金属の土台近くまで、ブレーキのゴムがすり減っております。車輪の加減で一部だけですが、元のブレーキゴムの姿を残しております。
本来は、上の矢印の場所に、グレー色のゴムが付いておりました。
これは、非常に危険な状態です。ブレーキ操作ができません。金属の車輪とブレーキの土台が接触し、車輪を削ります。
一方、右の写真が新しい、正常なブレーキゴムの様子です。厚み十分のゴムが、しっかりと金属の土台に付いております。このブレーキゴムならば、しっかり前ブレーキが効きます。
前ブレーキの効きが悪い時には、ブレーキワイヤーの状態の他に、一度、左右のブレーキゴムの状態も心配してみてください。
ブレーキゴムの交換の目安は、ゴムが金属の土台よりも薄くなった時です。
ブレーキのことで、分からない時には、お気軽に竹内サイクルにご相談ください。




















